つの基本

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人と動物の共生社会づくり

イラスト:人と動物の共生社会づくり

犬や猫、鳥などの愛玩動物(ペット)は、私たちの生活に潤いや安らぎを与え、今や家族の一員となるほど重要な存在になっています。 また、災害救助やアニマルセラピーなど、私たちの社会活動の様々な場面で活躍する動物もいます。
このように人と動物が共生している一方で、安易な飼養や遺棄や虐待、悪質な業者による販売などが社会問題となっています。また、過度なふれあいや不適切な管理により、愛玩動物を介して人獣共通感染症に感染する事例も発生しています。
人と動物との関係をより良く保つためには、動物の生態や本能、習性をよく理解し、動物を飼う場合には、飼い方等を十分に知っておく必要があります。

私たちにできること

飼っている動物には、予防接種や健康診断を受けさせ衛生管理に気を配り、寿命を迎えるまで適切に飼養しましょう。災害時などで迷子にならないようマイクロチップへ情報登録して、装着しましょう。
また、野生動物とは適切な関係を保つため、餌を与えたり、人家に餌となるものを放置しないようにしましょう。

県の取組内容

取組事項 施策
⼈と愛玩動物の関係性の向上
  • 動物愛護と適正飼養等の普及啓発
  • 飼い主に対する所有明⽰措置の推進
  • 動物愛護教育の推進
  • 地域猫活動の推進
  • ⽝及び猫の引取り数削減と譲渡促進
  • 様々な分野における愛玩動物の活⽤
災害発⽣時等に備えた体制整備
  • 災害救助⽝を活⽤した救助体制の整備
  • ⽝や猫の飼い主等への普及啓発
  • 被災動物の保護及び同⾏避難についての地域防災計画等への反映
  • 関係機関等との連携
⼈と野⽣動物の共存
  • ⾥地⾥⼭における野⽣動物の⽣息状況等調査
  • 野⽣動物の病原体保有状況等調査
  • ⿃獣被害防⽌対策
  • ジビエの消費拡⼤
  • 森林の整備・保全
  • 中⼭間・過疎地域の振興

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