つの基本

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環境と人と動物のより良い関係づくり

イラスト:環境と人と動物のより良い関係づくり

「食」は、私たちの健やかな毎日を支える源です。私たちの健康は、健全な環境で生産された健康な家畜や、安全な農作物・水産物などを食べることで維持されています。
そして、米や野菜等を作るには、健全な環境の農地や水が必要です。また、肉・卵・牛乳などの畜産物は牛・豚・鶏などが健康に育つよう、その飼育環境や餌の安全性に配慮しなければなりません。さらに、納豆やチーズなどの発酵食品は、乳酸菌やビフィズス菌などの微生物の働きで作られています。
このような「食」に対する知識を持ち、「何を食べるのか」「何を食べてはいけないのか」を学ぶ「食育」を通して、農作物・水産物が作られている環境について関心を持つことも大切なことの一つです。

私たちにできること

福岡県では、おいしい農産物・水産物がたくさん生産されており、四季折々の旬の食材を楽しむことができます。特に、旬の食材は、栄養価が高く、安価で、その時期に身体に表れやすい不調を整える働きがあると言われています。
福岡県で生産されたものを県内で消費する、地産地消を推進することは、農産物を輸送する距離が短くなり、エネルギーとCO2排出量の削減につながり、環境への負荷を軽減することもできます。
ぜひ、県産のおいしい農林水産物を積極的に買って応援、食べて応援しましょう。

県の取組内容

取組事項 施策
健全な環境下における
安全な農林⽔産物の⽣産等
  • GAP の取組推進
  • 農薬の適正使⽤の推進
  • ⾷⾁の安全確保
  • 家畜衛⽣の推進
  • 中⼭間地域の振興
  • ワンヘルスの理念に沿って⽣産された農林⽔産物認証制度の創設
⽣産・消費における
環境への負荷の低減
  • 環境に配慮した農林⽔産業の推進
  • ⾷品ロスの削減
地産地消・⾷育の推進
  • 農林⽔産業への理解促進
  • 農林⽔産業への体験・親しむ機会の拡⼤、県産⾷材の利⽤拡⼤の促進
  • 学校、地域及び家庭における⾷育の推進
有益な微⽣物の活⽤
  • 「スマートセル」の実⽤化の推進
  • 県内企業の微⽣物を活⽤した技術や製品開発の⽀援

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