つの基本

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環境保護

イラスト:環境保護

近年のグローバル化や大量消費・大量生産は、森林や生態系を破壊し、気候変動の一因になっています。
その一つ、地球温暖化は、豪雨や台風など様々な災害の原因となり、人だけでなく動植物にも大きな禍をもたらします。
また、大規模な森林伐採や急速な開発による都市化は、それまでジャングルの奥地に生息していたウイルスなどの病原体と人が遭遇する機会となり、新しい感染症が発生する恐れがあります。
自然環境は、人を含む様々な生物が生きる場です。生態系を守り、人と動物とのすみ分けが保たれてこそ、人と動物の健康を保つことができます。そして、健全で豊かな自然環境を次世代に引き継いでいかなければならないことも忘れてはなりません。

私たちにできること

地球温暖化対策として、二酸化炭素の排出を抑えるため、外出する際は自家用車ではなく、バスや電車などの公共交通機関を利用したり、自転車、徒歩で通勤通学をするよう、心がけましょう。
また、環境に配慮した商品を率先して購入したり、地域の自然を保全するための地域活動に参加しましょう。

県の取組内容

取組事項 施策
⽣物多様性の保全
  • 希少野⽣⽣物の保護の推進
  • 外来種の防除に関する普及啓発
  • 重要地域の保全
  • 野⽣⿃獣の保護及び管理
  • 環境影響評価制度の適切な運⽤
  • ⽣物多様性に配慮した公共⼯事の推進
  • ⽣物多様性に配慮した農林⽔産業の推進
  • ⾥地⾥⼭における野⽣動物の⽣息状況等調査
  • ⾥地⾥⼭⾥海の適切な利⽤と管理
  • ⾃然公園等の施設整備
地球温暖化対策
  1. 温室効果ガスの排出削減(緩和策)
    • 省エネルギー対策の強化
    • 再⽣可能エネルギーの導⼊拡⼤・利⽤促進
    • ⽔素エネルギー利活⽤の推進
    • 循環型社会の推進
  2. 温室効果ガスの吸収源対策(緩和策)
    • 森林の整備・保全
    • 県⺠参加の森林づくりの推進
    • 緑地の適切な保全及び緑地空間の創出等による地域緑化の推
    • CO2 固定のための県産⽊材の⻑期的利⽤
  3. 気候変動の影響への適応(適応策)
    • 熱中症予防について、ホームページ、SNS 等を活⽤した普及意喚起
    • 蚊媒介感染症にかかる情報提供、媒介蚊の発⽣状況の観測
    • ⾃然災害と感染症の複合災害発⽣時の安全確保
⼤気・⽔・⼟壌環境
保全対策
  • ⼤気環境の常時監視体制の整備
  • ⼤気汚染防⽌対策
  • ⽔環境の監視体制の整備
  • ⽔質保全対策
  • ⼟壌環境保全対策
普及啓発
  • ⽣物多様性への関⼼や理解を深める取組の推進
  • 地球温暖化対策の普及啓発
  • 環境教育の推進
  • 浄化槽の整備促進や維持管理の適正化の推進

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