つの基本

福岡県ワンヘルス推進基本条例

「福岡県ワンヘルス推進基本条例」は、福岡県におけるワンヘルス実践の仕組みをつくることにより、人と動物の命や健康、環境の健全性を一体のものとして守り、その活動を次の世代につなげていくため、6つの基本方針を示した条例です。「ワンヘルスの推進」を掲げた条例としては、全国で初めてとなります。

この条例は、2016(平成28)年11月に北九州市で開催された「第2回世界獣医師会-世界医師会“One Health”に関する国際会議」において、ワンヘルスの理念を実践する基盤となる「福岡宣言」が採択されたことを背景に、新型コロナウイルス感染症のパンデミックの発生により、県議会でワンヘルスの取組に対する機運が一気に加速し、2020(令和2)年12月に議員提案により制定されました。

条例には、6つの基本方針のほか、「県民の理解促進」「県行動計画の策定」「ワンヘルス宣言事業者登録制度」「ワンヘルスセンターの整備」などを進めることも定められています。

画像:福岡宣言を採択した際の様子
福岡宣言を採択した際の様子

ワンヘルス実践の基本方針(6つの課題への取組)